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スチール無垢素材の欠き込み\n- 加工技術が生み出すアート -

スチール無垢素材の欠き込み
- 加工技術が生み出すアート -

スチールの塊である無垢素材を、二つのパーツの接合する部分を欠き込んであります。
欠き込みなしでそのまま十字に合わせて固定しようと、かなり強く締め付けても、負荷がかかると回転してしまうので、角棒の一部に凹のように素材を欠きとってしまうのです。

その凹みに十字にクロスさせた別のパーツをはめ込んでしまえば、回転しようがないのです。

欠き込むのは木材の加工ではかなり一般的な手法で、木造建築の柱や梁の接合には必ず使われています。

加工方法としては、鋸(ノコギリ)で切って鑿(ノミ)で余分な材料を削り取ってしまい、もう片方の材料の寸法と合わせてぴったりはめ込むことで頑丈な接合になる訳です。
もちろんこれは材料を削りすぎて緩くなったおしまいです。木材の場合は時期によっては水分を含んで膨張していたり、そのあたりまで計算というか感覚で微調整する訳ですから、大工職人の技が光る技術でもあります。

スチールの場合パイプであれば割と容易ですが、パイプは薄い板を丸めて強度と軽さを実現した材料ですから、一部切り取ってしまったら接合部が強くはないので、同じ構造で作れば、負荷が掛かればパイプが簡単に歪んでしまいます。

スチールの無垢材というのは、小学生の時に習字の時に使った文鎮のように、細いのに重い。

中身が詰まったというか、全部が鉄の塊りになりますので、それを一部欠き削るのは、ものすごく硬い素材なので、鋸で挽いて蚤で穿つなんてことは出来ません。
スチールの素材に正確に凹を作るには、確実に固定し、さらに硬い刃物で時間をかけて少しづつ少しづつ削り取っていくしかありません。だからこそ、グラグラせずにぴったりハマるような精度がだせるのです。

この接合部は、マニアックな方にはたまらないと思います。
僕はこの部分だけで、ご飯3杯はいけますね。

この精度が、このプロダクトを成立させる重要な要素で、だからこそ、構造美というか、見たことのないプロダクト、アートとしての魅力を感じるのだと思います。

UNO HANGER

 

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