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デザインと機能の融合\n  - DELTA誕生の熱量 -

デザインと機能の融合
- DELTA誕生の熱量 -

DUENDEのブランドマネージャー・酒井浩二さんにプロダクトのことについての素朴な質問をぶつけてみました。ハンガーラック「DELTA」の誕生秘話。酒井さんの熱い想いと、デザイナー高野潤さんの天才的なアイデアが光るエピソードです。


-唐突ですが、ハンガーラックDELTA
というネーミングは、どこからきたのでしょうか?

そこからですか(笑)
デルタ(Δ/δ/delta)ギリシャ文字の第4字、三角形をしたもの。から来ているんですが、DELTAの上の部分の形からデザイナーであるタカノさんが考えられたのです。


-そうなんですね。そういえばDELTAの上の部分は、なんだか特徴的ですね。

そうだと思います。
2013年発売ですから、デザイン開発はもう13年くらい前になるんですね…。時間の経つのは早いもんで。

-笑。ほんとですね。この頃はめっきり早く感じます。

どんどん早くなっていくから覚悟したほうがいいよ(笑)。
さて、13年前か、これは、ブランドサイトの開発ストーリーにも書いたのですが、現在BALMUDAでチーフデザイナーをしている高野潤さんにデザインをしてもらったハンガーです。

ハンガーの必要要素としては、あまりスペースを取らずに置くことができるコートハンガー。
部屋のちょっとしたスペースに設置できて、ジャケットやシャツなら10着くらい掛けられるもの。
移動も可能な壁掛け式。素材は木材とスチールで。と、ユーザーの立場から、あったらいいのにと思って製品化を進めました。


-そういうケースでの製品開発もあるんですね。

そうですね。私たち日本人は、というか日本は部屋が狭いのが当たり前として生きてきましたし、その中である一定のこだわりを持ってインテリアを選んだり、暮らしやすさを求めていると思うんです。

-確かにそうですよね。インテリアの好みや、暮らし方、家族構成によっても違うとは思いますが。

はい。
家族で暮らして、自分の部屋で過ごした日々や、一人暮らしも経験したし、また住む場所や間取りなども変わりましたが、狭いという部分は共通でしたが(笑)。

-それは、田舎に移住します、みたいなことが無いとなかなか変わらないですよね。

簡単に移動できるハンガーラックというのが一番の製品コンセプトでしたね。それでいてある程度掛けることができる機能性との融合がデザインとして格好がいい。
そう考えると、その後の製品開発も同じ感じだと思いますねぇ。

-DUENDEのプロダクトが、デザイン性が高いのに、使いやすいのは、開発の前提がユーザー視点だとか、生活の経験から生まれているからなんでしょうね。

そう感じてくれる方が多ければ嬉しいですね。デザイン性は高いけど、使いづらいのは、頂けないと思いますからね。「使いづらい」のも、長く使えない理由のおおきな一つになると思いますね。

-そうか、使いやすさも長く使われる条件なんですね、
言われてみれば、道具とかは特にそうですね。

はい。
さて、だいぶ話が脱線してるけど、△のとこだっけね(笑)

-そうでした(笑)特徴的ですね。からです。

“厚みのあるスチールの板を曲げて三角形に創り出す″
風にしたのは、高野さんの考えで、「ハンガーを掛ける部分は、普通丸パイプですが、プレートじゃダメですか」と。

-ほうほう。

「確かに今まで見たことないけど、だからダメってことではないよね…。なんでプレート?」

-なんでプレート?

プレートにすれば、前面を掛ける部分の両サイドからギュッと鋭角に曲げて、△にして、頂点に支柱に収められるので。


 -おおお、だからプレートなんですね。

 

そうなのよ、高野さんてすごいよね。
200%それでいこうよ、って思ったよ。

-200%はかなりですね(笑)

でも、その気持ちわかるでしょ?
パイプでハンガー部分が出来ていて、どう処理して支柱に運ぶんだろうとなんとなく思ってたのに、予想もしてないプレートをギュッと鋭角に曲げて三角って !
そんなの見たことないし、その三角が、デザインとしてとにかく格好いいに決まってると。

-確かに、そう聞くと200%が妥当な数字かもしれません。今、現物を見ながらで、そうだったのか、だからこうなっているんだ。とは思いますが、まだこの製品がない状態で完成した姿を想像したら、どうしても作りたいっていう気持ちになるんでしょうね。

そうゆうところは多分にあると思いますね。
他のプロダクトでもそうですが、製品のコンセプトと、スチール素材をこう加工して、こうゆう機能とか強度を持たせる、というようなアイデアが生まれたり、技術的にそれできるぞ!と現実味を帯びた瞬間に、アドレナリンがドバドバ噴き出すのかもしれない(笑)


-話してるだけでもアドレナリンが出てますもん。(笑)
13年も前のことなのに、昨日のことのように話しますよねー。

確かもそうかも。
これは普通の記憶力とかとは違ったところの、歓びみたいな気持ちが強いから、覚えているんだろうなと、感じますね。

-かなりディープな話というか、製品全体のデザインとか、使う側にとってのメリットとか、ウリになる話とか全然聞けてないですけど、こちらも不思議な達成感がありますよ。

そう、なら良かった(笑)
プロダクトについては、見てもらえば、なんとなく伝わるだろうし、想像をしてもらうことで。
こんな対談があってもいいんじゃないしょうか。

-わかりました。ありがとうございました。
またDUENDEディープワールドに連れてってください。


 

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